迫ってるのは繁栄?それとも衰退?

業界に新しい風を吹き込む/札束で頬を叩いてると各地で賛否両論のlivedoorが、ニッポン放送の株の40%を取得したというニュースをテレビでやってます。これ、事前に様々な下準備をしておかないと今のような状況は作れなかっただろう、という想像から察するに、今回の件に限らず某野球のこととか某競馬場のこととかまで含めて計画的で野心的だったのでしょう。その下地をしれっと作り上げる能力は賞賛に値します。ただ、全体的にグレーゾーンの部分を利用して今の状態を作っているところも見受けられるため、何となく好きになれない部分があるのも事実。いわゆる暗黙の了解を無視し、法に無いからやっても良いじゃないか、という感じですね。日本という国の良いところをつぶして米国式にしてる雰囲気です。それだけに今後の方針は重要でしょう。生半可な能力・実力・基盤では、各方面からかかる圧力で近いうちに確実に潰されます。これは単に現在の日本が保守的とかそういった類ではなく、基盤を崩しかねないという現状を見れば当然のことでしょう。逆に、livedoor側がそれだけの実力と基盤があり相手を潰しきった場合は本当の実力主義が待ってるでしょう。本当に実力のある人はのびるけど、中途半端な人には凄くやりづらい世界ができあがるでしょうね。しかしいくら何でもなんか動きおかしい気もします。ひょっとして、そろそろ企業としての肥大化が始まっており、色々キツイ状態になりつつあるのでは無いかとも思えるのです。手を広げ基盤を確保しないと企業自体が支えられない、しかし手を広げてしまうとまた支えるための基盤が足りず……という悪循環に陥ってたりして?……と空想を広げてみました。とはいえ既に潰す/潰されるの状態であることは間違いないわけで、今後この状況が何処までいくのかちょっと楽しみだったりします。
相変わらず起き抜けに書いてるので文章がまとまってないのはご容赦下さいm(__)m。

(8:39追記)

ライブドアのニッポン放送持ち株比率、40%超す
堀江社長「所信表明」を動画配信

ITMediaの方で上記記事を見つけたので張っておきます。