ゲーム脳が支持された理由

ゲーム脳、言われているのは日本だけ(ITMedia)

めっつぉさん経由。ゲーム脳にかんしてはとりあえずwikipediaに解説があるのでそちらに(→ ゲーム脳)。科学的なことに関しては他に詳しい人がいるでしょうからそちらに譲るとして……個人的な意見ですが、「ゲーム脳」は、親心を表した物じゃないかなと思うんです。
ゲームがどうしても良くないイメージを持つのは昔からです。ですが、それはゲームそのものよりもそれを取り巻く環境が付随しての話、例えば不良の溜まり場という昔のゲームセンターのイメージや、所詮子供の遊びという軽んじた認識、俗に言う廃人と呼ばれる人に関する認識やとかくゲームに事件を結びつけるニュースなどの周り環境などの話であって、ゲームそのものに関しては余り何も言われなかったと思います*1。ただ、親としては自分の子供がそういう「よろしくない」環境に身を置くことは望まないでしょう。そういった親心に根拠を付けた形になったのがいわゆる「ゲーム脳」説じゃないかなと私は思ってます。
なので、ゲーム脳を指示する人にとっては科学的根拠は重視してないような感じがするのです。これだけ取り上げられ話題になっていながらも科学的根拠に関してさほど突っ込んでふれられた事も今まで無かったんじゃないかなと思います。だから、ゲーム脳に反論する人、主にゲーマーな人が多いと思いますが、ただ「ゲームは悪くない!」と言うだけではなく、何でこれだけ話題になったかを少し考えるべきじゃないかな、と。
個人的には、何かにかこつけてゲーム脳ゲーム脳いう風潮があるし、これまた何かにつけてゲームに責任押しつけるような風潮さえあるので、そろそろきちっとした根拠が欲しいところかなと思います。なので今回のコレがきっかけになってもっと研究が進めば良いなと。
論点思いっきりずれてますが(ぱたり)、まぁ、一つの意見くらいに見てもらえればと思います。

*1:中毒性が高いというのはありますけどね。現に廃人と呼ばれる人が結構いるわけですから。あと、昨今になってメニエルや自律神経失調症とかに繋がると言うことを言われるようにもなったと思うのですが、それはゲームのみに限った事ではないでしょうし、むしろ仕事で四六時中PCに張り付く人の方が深刻でしょう。