原点。

元々何でPDAを使い始めたかというとPCと同期できる予定表が欲しかったから。それが全ての原点でした。学生の頃は予定の管理を携帯でやっていたのですが、これが結構入力が面倒だしバックアップも取れないので、PCで入力ができてバックアップが簡単に取れれば……という感じでした。凄く単純な理由。それが、何時の間にこんなに多機能なモノでないと満足できなくなったんだろう、と自分でふと思います。
確かに理由はあります。特に転機となった三種……TJ25にてPalmの便利さとバッテリーの重要さを知って、TungstenCを手にして基礎能力の重要さとそれをアテにした無茶を知って、TXを手にして外見の重要さや「使う」事の重要さ、機能やサイズなど全体のバランスの重要性を知って。一度知ってしまうと、それらを全て内包してないと物足りなくなってしまうのは当然のこと。
でも、初心に返ってみようと思います。枝葉の事に気を取られすぎて、肝心なことを忘れてる気がします。私には何が有ればいいでしょうか。予定表のPCの同期及び入力と、予定やメモやテキストを簡単に入力できる環境とスペック、余り大きくないサイズと厚み、安心して使えるバッテリーのタフさ。あと仕事で人前に出して恥ずかしくない外見なら尚良い、かな?
結構絞ったつもりですけど、それでも譲れないものがあるものです。しかしPalmにこだわる必要はありません。PDAにこだわる必要すらないでしょう。そういった枷を外して、本当に自分にPDAが必要なのか、必要ならばどういう機能が有ればいいのか、もう一度探し直してみようと思いました。