基本中の基本……PDAとは

wikipediaの説明が比較的整頓されているので、こちらでは具体的な点で説明出来ればと考える。

  • 定義

PDAとして知られる携帯情報端末(けいたいじょうほうたんまつ、個人情報端末とも)とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistanceと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
近年のPDAは上に挙げた機能の他にも多くの機能を実装しつつある。
(携帯情報端末 - Wikipediaの項目より抜粋)

個人的には「電子手帳」と説明することが多い。厳密には違いがあるが*1、表面を見た際の「(主目的としての)やれること」に差異が余り無いため間違った説明でもない、と考える。この「やれること」に関しては、下記に述べていくこととする。
過去にはPalm社のPalmソニーClie、シャープのザウルス、富士通のPocket LOOXといった物が電気店の店頭に有ったのだが、いずれも日本及びPDAから手を引いており(2008年8月現在)、現物を見ることは非常に難しい。電話機能を内蔵したPDAであるスマートフォンであれば、大きめの電気販売店の携帯電話コーナーで見ることが可能である。

  • ハードウェア

持ち運ぶ事を前提としている為かストレートタイプの物が多い。二つ折りやスライドなどのギミックのある物はも無いわけではないが、とじたままで液晶を表に出せるようになっている。充電式バッテリーを内蔵し、全体として軽量で、大きさは手のひらサイズで持ちやすい形状をしている。
表面の大半をタッチパネル式の液晶が占めており、これをスタイラスと呼ばれるペンや手で操作及び入力する。文字の入力はスタイラスで書いた文字を認証させることで変換するが、小さいキーボードを内蔵する物もある。これは画面をしめる比率が小さくなりPDA本体の重量やサイズの増加などからくる携帯性の低下などといった難点こそ有る物の、スタイラス入力による誤動作・誤認識が無く見た目の取っつきやすさからも人気がある。
近年は通信機能も重視されBloeToothや無線LANを内蔵した物も多い。また電話機能を内蔵した物もあり、これはスマートフォン(Smartphone)と呼ばれる。ウィルコムW-ZERO3シリーズを例に出せばわかりやすいだろう。但しメールはともかく、ブラウザはPCと比べ性能が大きく劣る。

  • ソフトウェア

基本的には

  • スケジュール/予定表
  • ToDo/作業管理
  • アドレス帳/住所録
  • メモ/手書きメモ/note

この4種、―― 一括してPIM(Personal Information Manager/Management 個人情報管理ソフト)と称される事も多い ――を運用する事が主目的である事が多い為、これらを基本アプリとして内蔵している物が多い。これらはUSBやシリアルケーブル・Bluetoothといった手段でPC側と同期が可能であり、OutlookやPalmDesktopといったアプリケーションでも閲覧・編集が可能となっている。余談だが、この機能を使って、異なるPC2台をPDAを経由することでデータの画一性を常に保つことも可能である。

  • (まだ筆記中につき後程追記します→9/2この時点でいったん止めます)

*1:カスタマイズの自由度や、タッチパネルの入力、汎用性の高さなど