市長選。

 昨日、地元で市長選挙があった訳なんですが、過去最多の8人が立候補しつつも全員無所属で、さらに選挙運動中に一人立候補を取り下げることを表明(実際に立候補を辞退することは不可能なので、残期間選挙活動をしなくなった、と言う程度)。ふたを開ければ開始1分で当確がでる有様で、しかも投票率43.67%で過去最低よりはわずかに上……と話題には事欠かないかもしれないような状態。


 その割には、こう、何というか、この選挙戦自体がなんかこう印象に残ってない。テレビや街頭演説が少なめだった気もする(コレは私の意志がそっちに向いていなかったせいもあるかも)。演説自体も若干局地的な気配が強く方向性の差異も少なめで、そもそも皆無所属なのでぱっと見でも区別がつきにくい。実際誰に投票するかそれなりに悩んだ。


 私が単に忙しかったりといった理由で興味が向いていなかったのでそう感じただけなのか、それとも実際に存在感が希薄だったのかは解らない。けど、前者であれば私が、後者であれば世間が、という差異はある物の、いずれにしてもあまり良くない傾向であると思う。こんな有様で大丈夫なのだろうかと、真っ赤に紅葉した木々の間を散歩しつつ不安になってみた。