第2回、入力関係。

TungstenCも使用し始めて1週間、それなりにキーボードにも慣れてきました。慣れると意外と打てるキーボードに驚きつつもIMEをどうしようかと悩んでます。基本の選択肢はJ-OS IME(→サイト)かPOBox for Palm(→サイト)。POBoxはGraffitiで書くなら最高なんですけど、TungstenCだと単純にそうとも言えなません。キーボードがそれなりに打てるため予測変換を見るより全部打ってしまうほうが早いときがある事(変換候補を見ながら文字入力すると視点が動いてしまうのです)、変換の選択、特に右側のほうの選択が若干大変な事、助詞などを入れた変換が若干だけど弱い事がその原因。この点J-OS IMEだと限りなくパソコンに近い感覚で打てるのですが、J-OS IMEを起動してる間はタップしてもカーソルの位置を移動できません。ちょこちょこ修正や校正するときは頻繁に切り替えをする必要があり、かなり面倒臭いです。また区切りのスラッシュ(/)を入力するのに2アクション必要なのも欠点。と共に一長一短な感じ。現状はとりあえず修正が楽なPOBoxで入力していますが、近いうちに第3の手段としてATOKを試してみたいと思います。

次に、キーボードの入力スピードを簡単ですが比較してみました。『実際にこの文章を書いてみます。ルールは簡単、この文章を各機種で書いて、どれだけのスピードが出たかを判定するというもの。』という、比較的普通?の文章をそれぞれの機種で実際に打って(書いて)みました。最後に軽く見直しをしてミスが有ればその時点で修正しています。また、文字学習してしまうと公平でないため(特にPOBoxATOK)いかな事があっても一度きりのトライです。結果は以下の通り。

SIGMARIONⅡ(ハードウェアキーボード+ATOK、32秒) > TungstenC(ハードウェアキーボード+POBox、43秒) > P505iS(携帯の標準機能、48秒) > TungstenT(Graffiti1+POBox、58秒) > TJ25(Graffiti2+ATOK、63秒) > TH55(Graffiti2+ATOK、96秒)

ちなみにPCのキーボード+ATOKで打つと20秒ちょっとでした。ミス修正の時間や普段の使用頻度の差があるため単純な比較はできないのですが、それでもT|Cはかなり早い部類となりました。なお、TH55が遅いのはハードウェアリセット直後のためIMEが学習してないこと、文字修正が非常に多かったことが要因。携帯が意外と早かったのが、自分でもびっくり。

(追記)文字修正(校正含む)という観点から言えば、やはりそのままタップで移動・修正できるGraffitiはかなり楽で、いちいち手を手元から離さなければならないT|Cやsig2はその点が正直キツイです。特に矢印キーなどがあるSIGMARIONと違い、TungstenCの場合5wayでカーソルの移動ができないと言うこともあっていちいち手をキーボードから離さなければならず、この辺りが若干イライラします。今後この辺りをどうにかしてみたいということで、課題としておくことにします。

(2/2追記)全体的に文章の統合と、追記の部分の追加を行ってます。記事内容自体はそんなに変わってません。