Clieに標準搭載されているソフトを思い出せますか?

今更ながらCLIEに搭載されているソフトが「惜しい」と思う。完成度が低いって事ではなくて、良い物が多いのにもう一歩と思わせるモノが多かったり、または他にも見習って欲しい、という意味ですね。
NetFrontATOKは言うまでもないですが、酷評されたオーガナイザーやPicsel Viewerにしても、描画に関して若干の改善とか、TungstenCPalm TXクラスの処理能力とメモリが有ればかなり印象も変わってくるでしょう。また、Memory Stick BackupやCLIE Filesなどもシンプルながら必要最小限の機能は充分備えており、しかも標準で最初から入ってるのでハードリセットを余儀なくされても直ぐに何とかできるという安堵感があります*1。他にも英和・和英辞書やデクマが標準で入っていたりと、今にして考えれば至れり尽くせりです。
Palm慣れした人だと、その辺り別のソフトで充分補えるじゃないか、と言い、むしろ自分の望む環境で使えないことやメモリの無駄使いだと腹を立てる人も居ます。けど、逆に「何も入れなくてもそこそこ使える」という環境の重要さも有ると思うのです。
なんか懐古主張になっちゃってますね。ゴメンナサイ。
今私が使っているTXも、それなりに頑張ってはいると思います。日本語で使えないと言うことを差し引く必要はありますが、かなり充実しています。でも、バックアップソフトがなかったりと、ソフトウェアからくる親切さの面からすれば、Clieに適わないと思うんですよね。こういうところはPalm社に見習って欲しいなぁと思う今日この頃です*2

*1:個人的にこれは非常に大きいと思います。

*2:蛇足なんですが、このあたりZAURUSも上手いと思うんですよね。標準ソフトウェアが一通りきちんと揃ってて、何もしなくても充分使える環境を最初から用意されているのですから。