実際にIDEOSを普段通りに使ってみた。

基本的な運用は以下の通り

  • SIMはb-mobile u300。
  • 用途的にはtwitterを見たりつぶやいたり、調べ物をしたり。
  • またノートで作業をする際にテザリングしたり。
  • 暇なときは青空文庫で読書したり音楽聞いたり。
  • 予定やToDoはまだ未同期。メモはEVERNOTEに書き込むか写真を撮る形。

 単体での運用としては、操作系が素直で使いやすいのが良い感じ。操作も意外とキビキビ動き好印象。入力系はフリックかgraffitiを使用すれば、慣れは必要ながら普通にこなせる。指の移動が少ないのは確実にフリックだけど、graffitiにも入力部を目視する必要がないというメリットがあるのでその当たりの取捨選択かな、と。ただいずれにしても各種入力関連にてFEPSIPが画面の大半を占めてしまうので、事前にその辺に気をつけてソフトウェアの取捨選択をする必要はありますね。特にtwitterアプリとか。フルタッチタイプの端末としては画面が小さく画像を見るのには全く向かないが、これは携帯のしやすさとのトレードなのである種仕方ないし割り切る。

 Pocket WiFiでありながらある程度の事は単体でもこなせる、という点がポイントなのでテザリングもやってみている。今日はノートPCは使用してないので、アクセスはTreoProから。通常運用しつつ併用するとバッテリーの減りが早いようなのでこまめにon/offする必要がある感じか。幸いにしてテザリングのon/offはウィジェットを併用することでホーム画面から可能な上に切り替えも数秒と早く、苦にならないのは素晴らしい。

 一つ気になったのは若干文字がぼやけ気味で精度に欠ける時があること。設定画面とかは背景が黒であることもあってまだ良いのだけど、顕著なのが青空文庫形式のファイルで読書する場合。アプリ側の表示設定も少なくフォントサイズや行間設定に乏しいため、思ったほど閲覧性が良くない。フォントの切り替えもできない物が多い?事もあって、操作性は良いのに読みにくいという残念な状態。

 待ち受けを除く体感的な実稼働時間はおよそ4時間程度かな、夕方前にバッテリーが切れた。色々試験的にこなしていた事を差し引いても、一日持たせる場合は工夫が要りそうです。

 今更私が言うことでもないのですが、やはりニッチな製品です。運用に対して填る部分があればかなり良い機種なんですが、填らなければ欠点だけが目に付きますね。私個人としてはバッテリーが致命的ですがそれ以外は通常運用レベルで問題はなく、携帯のしやすさも含めて良い機種なのですが……やっぱりなかなか難しいかなぁ、とぼそり。